
転職が成功していざ入社すると、全然勝手が違ってなかなか慣れなかったり、逆にはやく成果を出そうと焦ってしまったりということがあるのかなと思います。
私も転職経験がありますし、中途入社された方も何人も見てきました。
そうした中でよくある失敗事例などをご紹介したいと思います。
知っていれば対策できますし。
前職でのやり方に固執する
新しい職場で仕事をするにあたって、前職でのプロセスをそのまま現職でも適用してしまうということがよくあります。
前職では問題なかったとしても、現職でも同様に問題ないということにはならないので注意が必要です。
郷に入っては郷に従えと言いますし、まずは現職のやり方を理解して仕事を進めることが大事かなと思います。
以前どのようにやってきたかなどよく聞かれると思いますし、現職での業務改善を期待されてもいるかとは思いますが、まずは現職でなぜそのやり方をしているかの背景を知ることや、信頼を得ることから始めるのが良いと思われます。
背景も知らずに目の前のやり方の課題点を洗い出したとしても、反感を買うだけになることもあります。
過去の背景や関係性を把握せず突き進む
上記と似たようなことではありますが、すぐ改善すべきと思われることが目の前にあるとつい指摘しがちです。
しかし多くの場合、入社して間もない人に指摘されるような改善点はたいてい既に過去に指摘されてるはずです。
実際に課題が改善できれば成果となるとは思いますが、なぜそのようなやり方をしているのか、誰が関わっているのかなどをまず把握しないと、具体的な改善の計画はたてられないと思います。
過去の背景や組織の関係性などは入社後すぐにはわからないものですし、焦らず1つ1つ理解して進めていくほうが結局は信頼も得られて良い結果になるのではないかなと思います。
成果を出すことを急ぐ
転職後は早く成果を出さなきゃと焦ってしまう場面を結構見てきました。
実際に転職後すぐに成果を出せることは職種によりそうですがほぼないと思われます。
転職後3ヶ月は成果を出すことを目指すのではなく、企業文化や業務の進め方を理解する、人脈を広げるなどを意識し、自分に振られた仕事をきっちりこなすということをしていけば、自然と信頼が得られて仕事も進めやすくなるのかなと思います。
まとめ
転職後に意識すべきことは見出しの通りですが、
- 前職でのやり方に固執しない
- 過去の背景や関係性を把握することが先
- 成果を出そうと焦らない
せっかく転職が成功したのに新しい職場でやらかしてしまってはもったいないですしね。
意識して減らせるミスがあるなら減らしていきたいですね。