フリーランスに向いている人の特徴や考え方

フリーランスというと、自分のスケジュールを自由に管理し、好きな場所で働ける、正社員よりも高い年収を得られるなど、フリーランスに関する耳障りのいい話は数多く聞かれますよね。とはいえ実際にフリーランスとして活動することは魅力的な側面だけでなく、厳しい現実もたしかにあります。この記事では、私自身がフリーランスとして経験し、感じたことを率直に紹介したいと思います。参考になれば幸いです。

どんな働き方があるの?

よくあるのはフリーランスはいつでもどこでも働けるというものです。実際にはそういう人もいますが、全体的にそうだとは考えないほうがよいですね。

フリーランス案件検索サービスなどでよくあるパターンとしては、月の作業時間を定めた契約が多いかなと思います。内容としてはざっくりですが140〜180時間勤務するというものです。働き方としては正社員とほとんど変わらない感じですね。

時間ではなく成果物で契約するような請負契約のパターンの場合もあります。この場合は成果物さえできればよいので、いつでもどこでも働いてよいことになります。

ただ、成果物ができなかった場合は瑕疵対応等しなければならないことになるので、向き不向きはあるのかなと思います。

自信はないけどフリーランスやってみたいという方は請負契約は避けた方が無難かなと思います。

案件をとるには営業しなきゃいけない?

これはいくつかパターンはあると思います。自分がやっている OR 知っているのは以下のパターンです。

過去関係のあった企業経由で獲得

自分が所属していた企業などに知り合いが在籍していて、そこ経由で案件をいただくパターンです。

私の場合は過去に正社員で所属していた会社から仕事を頼まれるケースがありました。

退職する際に正直にフリーランスになりたいと申し出て円満退社したので、今でも良い関係が続いているのでできたことかなと思います。

フリーランス仲間経由で獲得

フリーランスでプロジェクトに参画すると、気の合う方とも出会うことがあります。可能な範囲で人脈を広げておくと後々一緒に仕事しないか等誘われることもあります。

ただこれを期待する場合、自分も誘う側にならないと対等な関係ではいられないかもしれません。

案件検索サービスで獲得

別記事でも紹介しましたが、案件を獲得できるサービスがあります。ここ経由で案件に参画すると営業いらずなので楽かなと思います。

サービスごとに違いはありますが、案件は非常に多いので自分に合った案件は見つかりやすいと思います。また、どのような案件が多いのかを見てスキルを身につけていけばより多くの案件に参画できる可能性が広がるかと思います。

スキルの維持と向上について

フリーランスとして成功するためには、自分のスキルを維持、向上させる必要があるのかなと思います。

領域にもよりますが、基本的には常に新しい技術やトレンドに対応するために学習を続けることが求められます。

その点については正社員でも同じかなと思いますが、フリーランスの場合は数ヶ月ごとに契約を継続するか判断されるかと思うので、人によってはプレッシャーを感じるかも知れません。

収入の不確実性

働き方にもよりますが、案件を自分で営業してとってくるタイプは受注できるかどうかにかかっていますが、案件獲得サービスを利用すればある程度不確実性は排除できます。

企業によりますが、自分は3ヶ月ごとに契約更新することが多く、もし継続しない場合は事前に知ることができます。

とはいえ自分の周りでは企業側から継続しないと言われることはあまりないのでそこまで怖がる必要なはいと思います。

自分の周りで継続しないとなったパターンは、勤務態度が悪かったり、あまりにもスキルが低い場合などでしたね。

まとめ

フリーランスとしての生活は、確かに自由さや魅力的な側面がたくさんあります。

しかし、その一方で厳しい現実や課題も待ち受けています。

フリーランスの道に進む前に、自身のスキルやリソース、精神的な準備をしっかりと整えることが重要です。

ただ、自分にとってはフリーランスは非常に良い経験でしたので、一度は経験してみても良いかと思います。また正社員に戻ることもできますし。

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