
仕事をやめたいとふと思うときありますよね。
でもそういうときって実際は感情的なもので、一旦落ち着いて考えたほうがよいと思っています。
とはいえ少なからずやめたいと考えたわけですから、検討の余地はあると思います。
ではその時まず何を考えるべきなのか、いくつか検討するポイントを列挙してみました。
なぜやめたいのかを考えてみる
仕事をやめるかどうか悩む場合、今の職場に不満があることがほとんどかなと思います。
まずは今の仕事で、自分が何にストレスを感じているかをリストアップしていくとよいと思います。
厚生労働省の令和3年雇用動向調査結果をみると、男女や年齢別に差はありますが、以下のような退職理由がありました。
- 仕事の内容に興味を持てなかった
- 職場の人間関係が好ましくなかった
- 給料等収入が少なかった
- 労働時間、休日等の労働条件が悪かった
リストアップし、例えばそれが長時間労働だったりパワハラだったりというような状況の場合、うつ病などになってしまう可能性もあるので、危険を感じたら休業なるべく早めに辞めたほうがよいと思います。
人間関係や評価に不満があるといった解決の可能性がある場合は、上司や同僚に相談できるならしてみるとよいかもしれません。
転職するにもストレスがかかりますし、転職したからといってそれが解決される保証はないです。
相談して解決できるならその方が確実かと思います。
経済的な状況を把握する
次の会社を決めずに退職する場合は、次の会社が決まるまでの生活資金が足りるかどうかは確認しておいたほうがよさそうです。
雇用保険の受給を考えている場合、自己都合退職となると2ヶ月の給付制限があるためすぐには振り込まれないことに注意する必要があります。
キャリアを考える
数年後どのようになっていたいか、どういうことができるようになっていたいかなど考えてみると良いと思います。
まだ今の会社でしかやれないことなどがあれば経験を積んでおいたほうがよいですし、どこの会社でもできるのであれば、今の会社にいつづけなくてもよくなります。
同僚や友人とのつながり
前職の同僚や友人とのつながりで、会社や仕事を紹介してもらえるなら非常に安心できるかと思います。
仮に次の職場を決めずに退職するとした場合でも、つてがあるのとないのとではメンタル的にも違ってきます。
まとめ
立つ鳥跡を濁さずといいますし、基本的には円満退職されることを推奨します。
仕事を辞めるというのは相応の理由があることかと思いますし、あまり悪いように考えず、素直に自分がどうしたいかを改めて考える機会だと思うとよいのかなと思います。