転職の成功率を上げる方法

転職ではまず書類審査を通過してから面接になることが多いと思います。

(スカウトや紹介などは違うパターンもありますが)

自分が今まで何度か転職したとき、自分がどうキャリアを積んでいきたいと考えているか、どう仕事に向き合ってきたかを明確にするほど、書類審査や面接の通過率が全然違うことに気づきました。

ここでご紹介する方法はすぐなんとかなる方法ではないですし、自慢のように聞こえてしまうかもしれませんが、実際に私はこの方法で30社程度受けて書類審査は全て合格、面接もトントン拍子に進んでしまい、ほとんどを辞退しなければ面接の時間すら取れないような状況を経験しました。

どうしたら転職しやすくなるか、簡単ではないですが一例としてご紹介できればと思います。

自分のキャリアを考える

私はあまりキャリアのことを深く考えておらず、スキルを身につけていき、将来的にはマネジメントもやると思うからその方向のスキルも徐々に身につけていければいいなくらいに考えていました。

そのため、面接でよく聞かれる、「一番得意なことはなんですか」「誰にも負けないことはありますか」「一番努力してきたことはなんですか」などと聞かれるとパッと回答できないような状況でした。

実際器用貧乏な部分はあって、会社ではうまく立ち回ることができていたものの、何が得意なのかはっきりしないとどうしてもその他大勢との差別化ができないのかなと思われます。

この状況を解決するため、自分の主戦場を決めることがまず重要なのかなと考えました。

自分はエンジニアなのですが、設計を主戦場にしようと考えました。

とはいえこのときも別に周りよりできると言えるような状況ではなかったですし、あくまで自分の経験の中でそこそこ多くやってきて、自分が楽しい、やりつづけたいと思えた領域だったというだけで選びました。

選んだあとどのように設計を学んでいったかはありきたりなので簡単に書きますが、書籍をたくさん読み、それを元に設計の練習をしただけです(大変でしたがw)。

今でも自分より設計ができる人なんてたくさんいますし、むしろ自分はできない方かもしれません。

それでも自分なりに努力し、考えていればなんとなくでやってきた今までより全然良いものになっているし、自分の考えがあるので面接などで聞かれてもはっきり答えることができるようになっているはずです。

自分の業務に興味を持つ

自分が携わっている業務は会社にとってどんな立ち位置のものなのか、どんなビジネスモデルなのか、毎月の売上など知っておくべきかなと思います。

言われたことをどううまくこなすかも重要ですが、目的を理解することはさらに重要です。

自分の業務はどのような目的でやっているのかをそもそも理解していない方もいますが、そうなると面接などで業務について深堀りされたときに、自分のやっていた具体的な作業しか話せないので全体像を伝えることができなくなります。

なんのためにやっているのか理解することで、面接などでもスムーズに説明することができるようになり、好印象につながるのかなと思われます。

まとめ

やるべきことは以下2点です。もちろん他にもやったほうがいいことはたくさんありますが、この2つは自分が効果が高かったと感じるものでした。

  • 自分の得意領域を決め、意識的に学んで身につけていく
  • 自分の担当サービスや業務を知る

履歴書や職務経歴書、面接の練習など小手先のテクニックを学ぶよりはるかに通過率は良くなると思います。

大変ですが、1年くらい頑張ってみるとよいのかなと思います。(長いかもしれませんが、評価されるというのはそう簡単ではないと思っています)

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